「セカンドライフでは不動産売買で1億円(円換算)以上稼いだ例もある」
この事例がもっとも日本人(とりわけセカンドライフにビジネスチャンスをもくろむ日本人)を引き付ける言葉なんではないかなと思います。
セカンドライフを運営するリンデンラボは、6万5000平方メートルの土地を有する島を、1675ドル(およそ20万円)で販売していて、月額295ドル(およそ3万5800円)で管理します。
6万5000平方メートルとは、計算してみると東京ドーム1.4個分の広さになります(計算があってたら)。といっても、セカンドライフでは行きたい場所に瞬時に移動できたりもするので、これが広いのか狭いのかは地主の先読み力と開拓力とかに依存されると思います。
で、年間のコストはセカンドライフに支払うだけの分だと、1年目で62万9000円、2年目からは42万9600円となります。(しかし、これはセカンドライフに支払わなければならないその他のコストがあるのかないのか未調査という上での数値です。)
そうすると、2年目の場合は年間で100平方メートルあたり660円稼ぐ何かを×650創造しないと元はとれないって感じになりますね。年間で660円稼ぐ「ウェブサイト」を1年で650個作るのはものすごく簡単ですが、それと同じようにはいかないと思います…(あ、これを運転資金にすれば…)。
セカンドライフにはリンデンドルという通貨があって、年間で約43万円稼ぐには、1ドルが約268リンデンドルということで…、1ドルが120円と計算すると…、年間約96万リンデンドルをはじき出さねばなりません!
って96万リンデンドルってどんなものなのか全く検討がつきませんので調べて見ると、ジェット機(用途不明、飛べる??)が800リンデンドルで売ってたりするようなので、それを毎月100機さばいて…
はい、この辺で、意味がわからなくなりました。
でも、東京ドーム1.4個分の土地で毎月3〜4万円を稼ぎ出せばトントンって考えると随分楽チンな話になるんですけどね。これはバーチャル世界の話ですもんで。
どうこう計算しても、要は「買った土地で何をしでかして人を寄せ付けるか」なのでなんとも難しそうです。土地を転がすにもその土地や周辺環境に魅力があってこそでしょうし、そこにはクリエイティブな力も当然必要になってくるでしょう。なのでさらに難しいと思いつつ、興味津々な感じです。