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2006/10/22 (日) セカンドライフはもう1つの人生として成り立つか?

「セカンドライフ(SECOND LIFE)」というサービスを聞いたことがありますか?

もうすぐ(話によると年内には)日本語版がリリースされる様子なのですが、これを一括りで言ってしまうと「オンラインゲームの一種」となる感じですが、それがどうやらただのゲームというわけではなく「現実世界に近い感じでお金も稼げてしまう」もののようなのです。

オンラインゲームというもの自体には僕は興味がないのですが、この話を聞いた(読んだ)際にちょっとこれだけには興味をもってしまいました。

基本の基本はざっと、

バーチャルワールド Second Life は、すべてユーザーが創造し発展させてゆく、永続的な 3D オンライン スペースです。 巨大で急速に拡大していくこの世界では、想像できるあらゆるものを創造し実現できます。 内蔵のコンテンツ クリエーション ツールを使って、リアルタイムで他の住人と協力して、想像できるものを何でも作ることができます。

ということで、
様々な人とコミュニケーションできるのはもちろんですが、最も興味を引いた部分はその世界の中で「ビジネス」が出来るというところです。

3Dツールで作ったモノを売ったり、自分の土地を売ったりして得たその世界の通貨「リンデン ドル」は実際のお金に換金ができるというもの。
それだけでなくあらゆるビジネスを行ってお金を稼ぐことも出来る様子です。全てはその人の創造力次第で。

リアルに考えると、買った土地の周辺が発展してきたりすると地価が上がっていくわけで、いいタイミングで売りに出すとバーチャルな世界とはいえかなりの金額で売れたりってこともありえるのでしょうか。

土地を貸したりも出来るようなので不動産業なんかもできてしまったりするんでしょうかね。
(バーチャルな世界なので飲食業だけは出来ませんね。)

すでに人口(会員?利用者数?)が100万人を突破しているようです。基本利用は無料ですが、土地を手に入れるにはそれ相応の料金(月額+面積に応じた土地代など)が発生します。


本家の方ではすでにいろいろな動きがあっているようです。例えば…。

■アメリカンアパレルがリアル店舗で利用できる15%割引クーポンを配布した。

■シェラトンホテルなどを手がけるスターウッド・ホテルが新ブランドホテルをリアルに先駆けてオープン
(現実のホテルに足を運ぶ前にバーチャル体験をしてもらうことがコンセプト。)

■コカコーラがコンサートイベントのスポンサーに。
コンサート?バーチャルの世界で?

■ヤフーがリアルと「セカンドライフ」で連携してあるカンファレンスのスポンサーに。

■米国がん協会が40万ドル(およそ4800万円)を超える寄付を集めた。

■ワーナー・ブラザーズが新人アーティスト「レジーナ・スペクター」を発表。

とか。

僕自身、正直まだ理解しきれません。
とりあえず、本家-英語版の方に入ってみたのですがあまり理解できませんでした。

大変なことになりそうな気もするし、1つのお遊びとして「日本人」を通過していくに留まる気もするし…。
ん〜、なんか恐ろしいような、考えすぎなような…。

【参考】
本家「セカンドライフ」
「セカンドライフ」日本語説明版(ニュースレター登録できます)
・エキサイトでの特集記事「ネット3D化の先駆けか メディアの未来を垣間見るバーチャルリアリティ

・運営会社リンデンラボ(LindenLab)のプレゼンテーションその1(日本語字幕あり)

・運営会社リンデンラボ(LindenLab)のプレゼンテーションその2(日本語字幕あり)

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