パーキンソン病という難病を患ってハリウッドシーンから姿を消してしまったマイケル・J・フォックス。
その彼が出演する渾身のテレビコマーシャルがいまネット上で話題になっているようです。
マイケル・J・フォックスと聞いてすぐに頭に思い浮かぶ作品は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だという人も少なくないんじゃないでしょうか。未だに夜のロードショーで放送されることもあるその映画は、まだ子どもだった僕に数々の夢をみさせてくれました。
バック・トゥ・ザ・フューチャーは3部作なのですが、第1作の最後のシーンに出る「TO BE CONTINUED」でその言葉と意味を知ったような記憶があります。映画の最後での「つづく」という表現にはとちょっとした斬新さを感じていたり…。
そんなマイケル・J・フォックスがパーキンソン病の症状である、自身では制御できない「けいれん」によって体を大きく揺らしながらのCM出演は、子どもの頃の記憶を思い起こして何か感慨深くなってしまいます。
今は亡き「スーパーマン⇒クラーク・ケント」役のクリストファー・リーブの車椅子姿にも似たようなことを感じましたね。彼は乗馬競争で転落、脊髄損傷を起こし首から下が麻痺してしまったんです。
残念ですが2004年に52歳の若さで天国に行ってしまいましたが。
余談ですが、クリストファー・リーブはその不自由な体で、「クラーク・ケント」の若き日を描いたアメリカの連続ドラマ「ヤング・スーパーマン(Smallville)」にてスワン博士という役で出演していました。そのシーンには「おぉ!」という感じを受けました。面白い作品ですよ。
話題がそれましたが、マイケル・J・フォックスのCM、Youtubeにて話題になっているようです。
内容はミズーリ州上院議員選の民主党候補を応援するCMということ。
スクリーンのヒーローだって生身の人間ですからね。病気にもなりますし、死んでもしまいます。
夢を与えてくれた彼らは僕が生きている限り、心の中に残り続けていくことでしょう。