少し前の記事でほんのチラッとだけの紹介で終わってしまっていた、商品レビュー集約サイト「MONO-PORTAL（モノポータル）」についてです。

ネットでモノを買おうとしたり、サービスを利用しようとしたり、宿泊施設を予約しようとする時で、まだ多少の「迷い」がある時に必ずといっていいほど頼りにするのが「クチコミ（投稿）」情報です。

「MONO-PORTAL（モノポータル）」では、そんなレビューをトラックバックという形で集めて１つのクチコミポータルサイト化としているところですね。レビューを書いてアフィリエイトリンクを張ったら該当のカテゴリへトラックバック、というのがブログを活用しているアフィリエイターにとっては成果に結びつけるための１つの導線作りとなるでしょう。

全く見ず知らずの他人の書いたレビューが購入へのトドメとなることって“意外”ではなく、けっこうあるんだと思います。

例えば、温泉宿がどこがいいか調べている時、大手の予約サイトに掲載してある写真では「なんとなく」しか部屋の感じがわからなかったり、同じく、料理の写真なんかも「いつ撮ったの？これ。」というものもたまに見かけます。

そんな時に役立つのが実際に行った人の生の声です。「思ったより客室内が広くて迷子になりそうだった」とか「部屋はあまり広くなかったけど、客室露天風呂が異常に深かった」とかで好奇心をそそられた挙句、即決！ということもあります。
（※そんな宿はないと思いますけど。）

「モノ」に関しても同じ事だと思います。

ビッダーズで「お取り寄せカレー」の特集が組んでありますが、もしアフィリエイトで私たちが紹介するとしたら、それぞれのカレーが旨いのかそうでもなかったのか、旨ければどう旨かったのか、辛さはどのくらいなのかなどはもちろんのこと、実店舗で食した人がお取り寄せ用と食べ比べてみてどうだったのか？というレビューなんかもあれば「次の人」への参考になると思うのです。

レビューって本当に役立ちます。

しかしながら、書く側としてレビューというのはポジティブな内容に関しては果てしなくポジティブでも許されるのでしょうが、ネガティブな場合だったらどこまで許されるのでしょう。もちろん、事実に反したことがＮＧだということはわかりますし、何がネガティブなのかは個々のライフスタイルによって感じ方にも違いが出ることもわかります。

もっぱら、私はレビューを書くよりも読む機会の方が断然多いのですが、できればネガティブな情報も知りたい場合だってあります。失敗はしたくないですからね。

楽天トラベルの「お客様の声」では、苦情といったネガティブなものも公開されていますが、宿泊施設の担当者が誠意をもってフォロー返信することで、逆に好印象になっているケースもあると思います。

といっても、アフィリエイトで商品を紹介するということが前提だったら、ネガティブな経験や思いがあった商品・サービスは高い確率でレビューは出さないと思いますけど…。

もし、「MONO-PORTAL（モノポータル）」が「アフィリエイターと消費者をコネクトさせる」役割を超えて、真のレビューポータルサイトとなるにはネガティブレビューの扱いもポイントになるのでしょうか。

ネガティブな内容のレビューをトラックバックなどで集約させ、生産者側のフォロー窓口を設置した「モノポータル　マイナス」…。あったら面白い。
（マイナスがあるからこそプラスが際立つって流れでマイナス側でも広告とれそうな、そうでもないような…。）

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