前回の続きです。

ブログ運営をしているならば、アクセスアップのために検索エンジンとメルマガだけの訪問者獲得に目を向けていてはもったいないのです。

まずは「ＲＳＳリーダー」です。国内のブログ事情自体がまだ発展期なので、その利用頻度は高いとは言いきれないですが、巷では「メールソフトに次ぐ、あるいはメールソフトを超える情報受信ツールになる」という声が以前からあります。自分の気に入ったブログの最新記事がメールソフト感覚で確認、そして閲覧できるのがＲＳＳリーダーの主な目的です。

次に「ＲＳＳ受信ツール」です。これはBlogPeople等が提供するツールですでに有名なものですね。
自分のブログのサイドスペース等にお気に入りのサイトのリンクリストを設置し、それらのブログが更新されると「New !」表示などで更新通知ができるものです。この利点は、そのツールを設置したブログオーナーだけでなく、そのブログを訪れた第３者からの訪問も期待できることです。

最後に「ＰＩＮＧ受信サイト」です。しかし現在のところ、更新ＰＩＮＧを送信するだけで、ＰＩＮＧ受信サイトを情報収集源として利用している方は少ないのではないでしょうか？私もそうです。。
ブログの普及が激しくなってくる直前頃は、ＰＩＮＧ受信サイトからの訪問は目覚しいものがありました。

更新ＰＩＮＧを送信すれば、その後のアクセスが目に見えてグンと上がったものでした。当時は記事タイトルの重要性を感じている人がそう多くはなかったこともあり、ちょっと古風な手法をとるだけで余計にアクセスが稼げていました。記事の先頭に「■」をつけるだけや、記事タイトルを「こ、これは！？」とするだけで…。

ブログを始めてほぼ同時期にブログアフィリエイトもやってみたのですが、はじめに導入したのは電脳卸でした。「アフィリエイトを始めて３ヶ月以内に成果が１件あがれば、あなたはセンスがあります。」という記述を電脳卸サイトのどこかで見ていて心にずっと残っていたのですが、ＰＩＮＧ送信の効果もあってか数週間で初成果が上がったのでビックリしたものでした。

これは、私にセンスがあるとかではなく、ブログの威力を感じたものです＾＾そしてその翌月がもっとも売り上げの高かった月でした。しかしその頃にブログの普及が激しくなり、私のそのブログに対する熱も冷めたこともあり、売り上げは下降線。でも放置ブログなのに、現在でもそこから商品購入をして頂いてる方があり感謝しているところです。

少し脱線してしまいましたが、ＰＩＮＧ受信サイト効果について戻しますと、この現在では「見る・見てもらう」ためのものとして有効なものがほとんどありません。本来ならＰＩＮＧ受信サイトは送信された「情報が見られる」または「情報を見る」ことで価値が上がるはずですが、その点をフル活用されたサイトに出会っていません。最近、「これはいいかも！」と思った「blogoon」ですが、Movable Typeからの送信が一部うまく反映されず残念なことに。当サイトはその一部です…。未だもって、その問題は調査中で早期の解明に期待したいものです。

そんな中、現段階で最も有効活用されているのはやっぱり人気ブログランキングでしょうか。
通常のランキングサイトならば参加だけでたまに自分のランキングを確認するくらいですが（いや、確認すらしないかもしれない）、ここはＰＩＮＧを送信することで、ランクされた自分のブログ欄に最新記事タイトルとリンクを表示することができますね。なので自分の気になるカテゴリのランキング参加ブログがどのような記事を更新しているのかをランキング順位とともに確認できることが「便利」です。
気付けば、私自身、お気に入りのブログの最新記事を確認するメイン媒体が人気ブログランキングになっています。（１００位まではざっと確認することが結構あります。）

それであっても、まだ利用側の立場としても、自分が運営するならと仮定しても、足りない部分が見え隠れしてある種のもどかしさを感じます。どの位のもどかしさかというと平井堅の「思いがかさなるその前に…」という歌がありますが、その歌い出し部分の「思いがかさなるその前に〜」の「に〜」の部分だけがキーが高くて声が出ないというくらいのもので、あと少しなのに！といった感じです。。
アイデアはあっても、プログラミングなど自分で出来ないので、自分で作るわけにもいかず、黙っているしかありません。残念！

最終回につづく。

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