前回の記事の続きで、今回は具体例をあげてみます。

前回では、個別記事を様々な面で重要な役割とする方法の１つに、看板でもあり、入口でもある個別記事のタイトルをより引きのあるものにするといったことが考えられます。と締めました。

それでは個別記事タイトルをどのようなものにしていったら良さそうなのでしょうか？
個別記事のタイトルがよく注目されるポイントは、人気ブログランキングの最新記事の更新通知欄やＲＳＳリーダー、トップページの記事一覧、最近は集客にはさほど効果的ではないといわれているＰＩＮＧ受信サイトへの通知、トラックバック送信先での表示、また、各種検索エンジンの検索結果などがありますね。

まず最初に目に入るテキスト情報でもある個別記事タイトルですが、そこにはなるべく引きのある文言を考えてみるといいです。しかし、行き過ぎるとブログサイトの信用性が薄れるかもしれません。また、引きのあるといった部分だけ強調しすぎて、検索エンジンのためにも大事なキーワードが全くないものになってしまったりもします。少しだけ注意が必要です。

例えば、「あるＡＳＰの新しいサービス開始」の記事を書こうとする場合には…、
【仮の設定】
あるＡＳＰ：「アマゾネス・ジャパン」…女性をターゲットにした総合ショッピングサイトのアフィリエイトサービス。

新サービス：「アマゾネスの逆襲」…アマゾネス・ジャパンのアフィリエイト会員Ａが他のアマゾネス・ジャパン会員Ｂ等のアフィリエイトＩＤ入りリンクを通してショッピングした場合は、商品の0.5%分の特別報酬が会員Ａに入るシステム。

ちなみに「アマゾネス」とは、はてなダイアリーによると、「ギリシア神話に出てくる、女性だけで構成される部族。女戦士。 転じて、女傑を意味することもある。」とありますが、「アマゾネス・ジャパン」という架空のショッピングサイト名は、（バーゲンやセールなどでよくトピックされてしまう）女性のショッピングに対する熱い思いを込めてみただけのもので、決して悪意はありません…。

【個別記事タイトル】
■記事への注目度を最優先した場合
「これでもっと儲かる！」や「あのアマゾネス・ジャパンが！」、「すごいことになりそうです。」など。

確かにクリックしてどんな内容なのか見たくなりますが、マイナス要素として、
・その記事本文の内容が誰しもが知っているような基礎情報などで終わっていると、リピーターの確保につながらないかもしれない。
・検索エンジン的に大事なものとなるキーワードが含まれていない。例えば「アマゾネスの逆襲」など。よって個別記事ページが検索エンジン経由での訪問者獲得に対して弱いものになってしまう。

が考えられますね。

一時的なアクセスアップとしては多少の効果は出ると思いますが、個別記事を少しでも息の長い存在にしておきたいと思う私は、記事内容によってそれぞれですが、そのタイトルにも気を使ってみたりしています。

更新当初は引きのあるタイトルにしておいて、後に検索エンジン対策を考えたタイトル名に変更という手もなきにしもあらずではないかと思います。

あなたのブログを「会社」とするならば、個別記事ページはある意味で「営業社員」。
バリバリ働いてもらいましょう。

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