アフィリエイトポータルネットに気になるニュースが出ているのを見ましたか？ＡＳＰ各社の業績の伸び率がガタ落ちしている様子（前期比）。

今期の経常利益の予想値は、ファンコミュニケーションズが12億1000万円で前期より22%アップ、バリューコマースが5億5000万円で9%アップ、インタースペースが4億1000万円で81%アップ、アドウェイズは前期しか出ていませんが1億円で78％のマイナス。

アフィリエイトというのは広告主に（特に新規）顧客を流すというのが大きな目的のひとつなので、一度ついた（つけた）顧客が広告主側公式サイト等のリピーターになるとＡＳＰとアフィリエイターの仕事はほぼ「終わり」となってしまいますもんね。クッキーが有効な期間を過ぎるとさらに。。

向こう数年のＡＳＰの業績のグラフと、広告主の業績の動向グラフを見比べると、果たしてどんな感じなのか見てみたいものではあります。

一定期間までは両者いい感じ（要するにWinWIn的）に成長してっても、ある時期を過ぎると前者は下方へ、後者は上方あるいは安定とかってなるのかな〜と思ったり。

例えば、あるインターネットユーザーがブログや個人のサイトなどを経由して移動した公式サイトで買い物したり有料サービスを利用した結果、２回目以降は直接公式にいくのか、同個人サイトを経由するのか、あるいは全く違うルートをとるのかっていう調査とかＡＳＰはやってるのでしょうか？

リピーターに対する対策といえば、形はちょっと違いますがシステムとしては電脳卸が昔から独自のことをやってますね。Myユーザーってやつ。

電脳卸アフィリエイト会員経由でStoreMix（現stmx）の会員を獲得すると４年間は、自分のサイト経由でなくても再購入による報酬がもらえるというもの（権利移動なし）。

StoreMixで買い物するには会員になる必要がありますし、これはアフィリエイターにとってもおいしいものであることは間違いないと思います。

ただStoreMixは外部サイト（広告主サイト）ではなく、自社運営のサイトであるってことが今回の問題点からちょっと外れてはしまいますが。

これからアフィリエイトというものが下降線を辿らないためにやること考える事は多いようです。
もちろん、私たちアフィリエイターだってそうだと思います。収入を下降させないため、いや、上昇させるためには。